たかしま歯科
愛知県津島市宮川町1-97-2
知覚過敏なぜしみる?実際の原因は?
知覚過敏ですね
ほんとに悩まれてる方が多いので
今日も患者さんで何名かいらっしゃいました
「左下の歯が沁みるんだけどむし歯じゃないか」と言って来られるんですね
見てみたりレントゲン撮ってもむし歯がありません
安心してくださいという話をするのですけれど
実際原因はなんなのという話なのです
ひとつは歯茎が下がってしまうことによって歯の表面エナメル質という硬い組織
この部分は染みたり痛みを感じる事は無いとされています
しかしその下にある象牙質セメント質と呼ばれる部分
ここが露出してくると
実は歯の神経につながる細い象牙細管
象牙の細い管と書く「象牙細管」という
この管が露出してくるとそこに冷たいものがくる
もしくはなにかしら刺激が加わると
神経に刺激がいって痛く感じてしまうというのが1点
それ以外にも例えば何度も何度も歯というのは硬いものを噛みます
もしこれで細かいひびが入ってしまっていたりすると
これも先ほど話したように象牙細管に刺激が加わり
痛みを感じるということがあります
まだ他にもあって例えば食いしばり歯ぎしり
こういったことをしている方ですと
実は歯の中っていまお話をしたように神経が通ってて
その神経というのは血管も含んでます
血が巡ってるのです
これ想像なかなかつかないですよね
この歯の中に血が巡っているんですが
グッと力がかかり続けるとその血が止められてしまうわけです
循環障害を起こして歯が充血した状態
これを歯髄充血といいますけれども
この充血した状態ですと感覚閾値が下がってしまう
要するに痛みをすごく感じやすくなってしまう
これがあると健康な状態だと感じない刺激
ちょっとした刺激これをも痛みとして感じてしまうというのがあります
なのでこれらのいろんな原因を合体というか
総称して知覚過敏症と言って
症候群の扱いになるのです
これに対して対策なのですが
それぞれの原因に対策があると思っていただいてかまいませんが
総じて言うとその痛みのレベルと苦しみのレベル
日常生活の支障度合いによって対応が変わります
もちろん一番侵襲が少ない例えば歯みがき粉を使ってみる
知覚過敏用の歯みがき粉を使うとか
または知覚過敏用の塗り薬
我々歯医者さんで使う塗り薬みたいなのもあるので
そういったものを使ってみる
ただ「これでも収まらないよ」とほんとに最悪の場合は
神経を取って沁みる症状を抑えて
日常生活を取り戻していただくというステップ
この中に5段階か6段階くらいのステップがあって
患者さんと相談しながらそのレベルによって対策を変えていくというところです
診療時間
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:30〜 12:30 | ● | ● | ● | ー | ● | ■ | ー |
14:00〜 18:00 | ● | ● | ▲ | ー | ● | ■ | ー |
▲は15:00~18:00
■は09:30~16:00
休診日:木、日、祝※祝日週は(木)に振替診療あり
医院概要
診療内容 | 一般、小児、矯正、口腔外科、審美、予防、インプラント、ホワイトニング、歯周病治療、訪問、義歯、咬み合わせ |
---|---|
ホームページ | |
アクセス |
愛知県津島市宮川町1-97-2 名鉄尾西線「日比野駅」から徒歩15分 |
電話番号 | 0567-26-3939 |